市販カッティングシート(切抜き)の施工例1
下記作成例は、白・ブルー・黄色など単色毎に着色されたカッティングシートをそれぞれ切抜いて窓ガラスに
貼ったものです。
ブルーの文字は、下に1cm大きい白文字を貼ってから上にブルー文字を貼って白縁を見せています。

※ブルーの文字が目立つように白フチを付けて貼付します。
切抜きステッカー施工例
ガラスへの貼付作業は最も重要な作業になります。
切り文字をリタックへ写し取る方法は→切り文字の転写方法
きれいに貼るためには作業の要領があります。→詳細はステッカーの貼り方参照
ステッカーの位置決め後、下地の白ステッカーの裏側にスプレーで水を付け順次ガラスに貼ります。
貼り終わったら透明のリタックシートは剥がします。


※ステッカー裏に水を付けるのは、気泡を抜き易くするためです。
全ての文字ステッカーを貼付後、文字周りの水分は取り除き完成です。
(下記写真)防災棟入口の鉄扉ドアにカッティングシートを施工。
冬季間のカッティングシート貼りは、上述のせっけん水貼りは行わず、リタックシートに転写したステッカーを直接ドアに貼って行います。せっけん水を使用するとドアが冷えているため密着に時間がかかることがあります。
どうしても水貼りしなければならない場合は、透明のリタックをはがす前にドライヤーなどでドアを十分暖めることが必要になります。水分が飛んでからていねいにリタックシートをはがします。
CGカッティングステッカーとの違い
多色のカッティングステッカーの場合に既製品の単色に着色されたシートを使用せず、白の塩ビシートに
インクジェット印刷(多色印刷)してからカッティング(カット)することができます。
この作成の方法を通常のカッティングと区別して「CGカッティングステッカー」と云います。
CGカッティングは、多色のデザインの時色ごとにカットして合体させる手間が省ける分コストがかかりません。
CGカッティングと市販の単色で着色されたカッティングシートで作成する方法とを区別する必要があります。