ステッカーの加工方法
「カット加工」「印刷の種類」「粘着のり種類」「耐候性加工」などステッカーの各種加工。
カットの加工
ステッカーは通常大きなロール状のシートに印刷枚数毎にまとめて印刷します。
印刷後ラミネートの表面加工をしてから指定サイズで切り離して納品することになります。
ステッカーの余白を利用したメッセージ入れは無料です。→メッセージ付き
- ※ハーフカットとは
- ステッカーと台紙のうちステッカーのみをカットして台紙はカットしない方法です。
- ※ダイカットとは
- ステッカーと台紙の両方を同じ形・サイズでカットする方法です。
- 1.標準形カット
- 切り離すステッカーの「形」が一般的な「四角形」「円形・楕円」など単純な形の場合は「標準形カット」になり、製作料金の追加はありません。標準形カットの面付け作成も追加料金は発生しません。




- 2.型抜き
- それ以外の「異形」のカットは「異形型抜きカット(型抜き)」となります。製作には追加料金が付加されます。


- 3.切抜き文字
- 「型抜き」がデザイン外形のカットであるのに対して、「切り抜き」カットは外形の他にデザイン内部も カットする必要がある場合のカット方法です。「切り抜き文字」や印刷した画像のみを切り出す「CGカッティング」などがこれにあたります。製作には追加料金が付加されます。

- 4.面付けカット
- 同一デザインのステッカー複数枚を、1枚の剥離台紙に配置してカットする「面付け」カットが可能です。1枚の台紙にステッカーが2枚配置したのは「2面付け」3枚配置すると「3面付け」と云います。

- 5.組面付けカット
- 面付けカットは同一のステッカーなのに対して、デザインや形の異なるステッカーを1枚の剥離台紙に複数枚組合せてカットする「組ステッカー」も製作可能です。
3種類のステッカーを組合せて加工したものは「3組ステッカー」などと表現します。

印刷の種類
- 1.白引き印刷
- 本来のデザインの色を表現するために、その色の下にあらかじめ白色インクを印刷してからその色を印刷することを「白引き印刷」と云います。
白引き印刷が必要な場合は、透明ステッカー、蛍光ステッカーなどに淡色(パステルカラーなど)を印刷する場合です。詳細は白引き印刷にご訪問ください。
- 2.メッセージ・コメント入り
- 面付けステッカーや組ステッカーの本来のステッカー以外の余白部分を利用して「会社名・住所」「電話番号」「連絡先」「その他メッセージ・コメント」などを印刷することが可能です。
を印刷したものが「メッセージ入りステッカー」です。

- 3.両面ステッカー
- ステッカーの表と裏の両面に印刷されたステッカーが両面ステッカーです。表か裏の片方の面に透明の糊が加工されています。
- 4.内貼りステッカー
- ステッカーの表の印刷面に透明糊が加工されて、ガラスの内側から外に向けて貼るステッカーが内貼りステッカーです。
ステッカー粘着糊の種類
- 1.強粘着糊ステッカー
- 当社の通常のステッカーの糊は強粘着で糊残りが少ない再剥離性です。
- 2.弱粘着糊ステッカー
- ステッカー糊が弱粘着で貼るときも剥がす時も簡単です。このためレンタルカーでも塗装面を傷めることなく簡単にはがすことができます。短期間、一時的なステッカー表示に適しています(弱粘着ステッカー)
- 3.微粘着糊ステッカー
- 弱粘着よりもさらに粘着力が弱く、貼るときは吸付くように貼れはがすときも超簡単です。ガラスなど平滑な面に貼るステッカーです。ガラスステッカー、吸着ステッカーとも云われます。
- 4.マトリックス糊
- ステッカー糊がキューブ状又は凹凸に加工されて、糊のすき間から気泡が抜きやすくなっています。
当社では「エアスルー」ステッカーと云います。 - 1.紫外線カットラミネート
- 印刷面が太陽の紫外線で退色することを防止するため、紫外線をカットするラミネートを加工します。
- 2.油性インクの使用
- 耐候性能を上げるため、印刷インクは耐久性の強い「溶剤インク」を使用します。
- 3.溶剤用シートの使用
- 耐候性能を上げるため、ステッカー素材は紙系ではなくエンビ・ポリエステル系などの溶剤用シートを使用します。