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車ステッカーを上手に貼るコツ
- ☆A-ステッカー編とは
- 長方形や円形など1カットでまとまったステッカーの貼り方の解説です。
透明のリタックシートが必要なく貼ることができる一般的なステッカーのこと。
車に最も適したステッカーは エンビステッカーです。
- ☆B-カッティングステッカー編とは
- 文字やマークなど、中にも切れ目(複数カット)のあるステッカーのこと。
台紙からステッカーを剥がすとき文字がバラバラにならないように、透明又は半透明のリタック(又はアプリケーション)シートが貼られています。
ステッカー施工の写真は→カッティングステッカー施工例へ
- ※リタックシート (又はアプリケーションシート) とは
- リタックシートとは、カッティングステッカーの文字などが台紙からはがす時バラバラにならないよう
に文字全体の表面に仮貼りしている弱粘着の透明(又は半透明)シートのことです。
「アプリケーションシート」と云われることもあります。文字を台紙から剥がす時に必要なシートです。
カッティングステッカー(文字)を下地に貼ってしまえば必要がなくなりますので剥がして廃棄します。
A-<共通編>事前準備
1.ステッカー貼る為に必要な道具を準備します。
←左図
コップは250cc程度。せっけん水を作るのに水量の目やすにできます。
スプレーは100円ショップで購入できます。
ブルーのプラスチックのヘラ(スキージ)は当社サービス品。
傷のつかないきれいなプラスチックであれば代替え品でOK。
せっけんは台所用の液体中性洗剤です。
紙テープは位置決めに使用します。
- <せっけん水のつくり方>
- せっけん水濃度は、水コップ1杯(約250cc)に液体中性洗剤1~2滴を加えて作成。
- 気温が15℃以下の寒いとき、ガラスに貼る時はせっけん水濃度を1滴程度、約半分に薄めます。
- せっけん水濃度は厳密ではありませんので車ボディが熱いときは濃いめに調整します。
- せっけん水が濃いと貼り付きが遅くなります。逆に薄いと位置合わせがしにくくなります。
- 失敗した時はすぐに剥がして、下地とステッカー糊部分を水洗いすればまたやり直せます。
2.下地の清掃
B-<ステッカー編>ステッカーの貼り方
- <平滑面の貼り方>
- 冬期間(寒い時)は水タオルをしぼって下地を拭くだけで貼ります。
- 貼る位置はあらかじめテープなどで位置決めしてください(右図)。
- 常温で貼るときは下地とステッカーの双方にせっけん水をスプレーします。
- ステッカーを軽く置いて位置を決めます。
- 位置が決まったらヘラでせっけん水を押し出すように軽く貼ります。
- きれいに貼れたか確認してからヘラで強く圧着して仕上げます。
※注意点 ヘラでステッカー表面とそのまわりの下地を傷付けないように丁寧に作業してください。
※プロの技 ステッカー表面を傷つけない為に透明シートでステッカー表面をカバーして作業します。
ステッカーの貼り方動画(Youtube)を公開しました。
- <目地の貼り方>
- 車の目地(すき間)がある場合は、まず目地は無視して位置決めしてしっかり貼ってください。
- 貼ってから目地(すき間)の中央でステッカーをカットします。
- カットして浮いた部分のステッカーは、水分をドライヤーで飛ばしてから裏へ貼り付けます。
- この目地部分がしっかり貼れないと後でそこからはがれる原因になります。
- 自信が無いときは目地(すき間)の両端で切り取った方が無難です。
※注意点 車体の目地のワックスのカスはあらかじめアルコールなどで拭取ってください。
※プロの技 目地の裏に回ったワックスをしっかり除去して、ドライヤーで温め伸ばしながら指でで貼ります。
- <2次曲面凹凸の貼り方>
- いっぽう方向の曲面や凹凸への貼り方には2種類あります。
- 一つは、凹部分を無視して凸にしっかり貼ってから凹部分を熱で押下げて貼る方法。(リタック付きは不可)
- 一つは、凹にも凸にも沿ってステッカーをせっけん水貼りする方法(凹凸の落差の分短く見えます)。
- お勧めは後述の方法です。凹凸の落差分サイズが短く見えますが簡単な貼り方です。
- 貼り方は意外と簡単です。せっけん水をスプレー後凹凸に沿ってステッカーを仮貼りします。
- 位置が決まってから、タオルを溝に沿って移動させ水分と気泡を押出すように貼ります。
※注意点 特に溝部分は気泡が残りやすいので気を付けてください。
※プロの技 ヘラは使わず指とタオルで溝に沿って貼った後、更にドライヤーで仕上げます。
- <3次曲面の貼り方>
- カッティングステッカーは伸縮しないリタックが仮貼りされているので不可。
- 3次曲面に貼るには熟練が必要です。全体にせっけん水をスプレー後、大きい面から順に貼り始めます。
- 大まかに3面まで仮貼りできたら水分はもう取り除きます。
- 大きい面から順にドライヤーでステッカーをのばしながら貼っていきます。
- 全面貼ってからステッカーが伸びてはみ出した部分を切り取って仕上げます。
※注意点 熱をかける時ステッカーを引っ張り過ぎないようにしてください。
※プロの技 伸ばしながら熱をかけている時に急に柔らかく伸びる瞬間が貼るチャンスです。
曲面と目地の施工例
←左図 縦の分かれたすき間は、ステッカーを軽く貼って 水分を抜いてある程度乾いてから すき間中央から縦にカットします。 素材はエンビで耐水性があり、車や屋外で長期に使用することが可能。表面はラミネートで紫外線による退色も少なく長期に使用可能。 | |
←左図 三方向の部分(三次曲面)は熟練が必要。 最後に余分にのびた部分をカットして形をととのえてください。、変形したカスを除去する時は、下地をきずをつけないように注意が必要。素材はエンビなので、ドライヤーの熱で伸ばすことが可能。 |
C-<カッティングステッカー>切り抜き文字の貼り方
3次曲面や極端な2次曲面には伸縮のないリタック付きのカッティングステッカーは貼れません。 その他はステッカー<共通編>の貼り方と同様です。異なる点のみ下記に記載いたします。
リタックシートへの転写の要領について→
カッティングステッカー施工の写真は→
剥離台紙にカットされた文字と、更にその表面に透明又は半透明のリタックシートが貼らさった状態で納品されますので、 貼る時には最初、剥離台紙のみを剥がしリタックと文字ステッカーを共に下地に貼り、完全に貼れたらリタックをはがして完成となります。
- カッティングステッカーを貼る手順
- 1.下地にせっけん水をスプレーし、リタックごと文字を貼り、ヘラでこすりしっかり密着させます。
- 2.常温(16℃~30℃)の場合は、貼ってすぐリタックシートを剥がすことができます。
寒いときは、ドライヤーで全体を温めるか、しばらくそのままに放置してから剥がします。
リタックシートは弱粘着か中粘着ですので簡単に剥がすことができます。 - 3.リタックが剥がれたら再度密着状態を確認して周りの水分をふき取って終了です。
※注意点 特に溝部分は気泡が残りやすいので気を付けてください。
※プロの技 溝はヘラを使わず指とタオルで溝に沿って貼った後、更にドライヤーで仕上げます。
- リタックと一緒に文字がはがれてくる時の対策
- 貼り終わってリタックだけを剥がそうとした時、カッティング文字がリタックシートに付着して下地からはがれてしまう場合があります。 原因は、寒いとき、圧着にムラがあった時、せっけん水が濃過ぎることが考えられます。 寒いときはドライヤーで下地を暖めて、ムラの無いように再度圧着します。せっけん水が濃すぎた場合は軽く水洗いしてせっけん水を除いてからリタックごと丁寧にもどし上からヘラでもう一度圧着させてください。更にドライヤーで温め直し再び状態を見ながらゆっくり剥がしてください。たいていはこれで解決します。
- ※プロの技1
- リタックをはがす時にプラスチックのヘラ(スキージ)を使用します。
ヘラでリタックシートの上から押えながら、リタックをヘラの方へ鋭角に めくっていきます。リタックシートでヘラを引っ張って移動させる要領です。こうすることで リタックから文字が離れやすくなります。それでも文字がリタックシートに付着したら、 ヘラを戻し再度圧着させます。この繰り返しで終了させます。 - ※プロの技2
- リタックを剥がした後、糊の付いていないポリエステルシートを上からかぶせて、更にヘラで圧着します。
ご希望の方には、ポリエステルシートとプラスチックのヘラ(スキージ)を無料でサービスさせていただいております。
小さなステッカーは直貼り
小さめのステッカーの場合は、水無しで直接貼ることが多いです。
貼る場所を水で清掃後、空気が入らないようヘラなどでステッカーの端の方からから順次貼ってください。!
※注意ステッカー全体を一度に置いてはいけません。空気が入ります。
水貼り不要のステッカー素材
ステッカー裏に入った空気(気泡)を抜けやすく糊が加工された素材です。(マトリックス糊)
ステッカー裏に気泡が入ってもヘラで簡単に押出せます!特に大型ステッカーを貼る場合は便利です。
小さなステッカーは、貼った後にタオルだけでも簡単に気泡を押出せます。
→エアスルーステッカー
ステッカー貼り方、剥がし方のご相談
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