蛍光色ステッカー作成
蛍光ステッカーは既製の蛍光シートに印刷して作成します。
(蛍光色インクでオリジナル印刷する訳ではありません)
蛍光色が下地に着色されたシートに上から印刷することになります。
印刷色と蛍光色が混色する場合は「白引き印刷」になります。
白引き印刷でも完全に蛍光を隠蔽することはできませんので、多少混色が残ります。
フルカラーで印刷は可能ですが、写真などは蛍光シート印刷には適していません。
蛍光シート印刷は、単色か多色印刷をお勧めします。グラデーションや写真はお勧めしません。
蛍光シートの種類
下記既製品のシートに印刷します。
ステッカー表面にUVカットラミネートを加工しますので紫外線耐久性が出ます!

写真の蛍光色は実物とは違って見えています。モニターでは蛍光は表現できません。
蛍光色種類は上記6色です。
蛍光シート印刷
蛍光シートの印刷はシルク印刷又はインクジェット印刷です。
グラデーションや写真印刷は向いていません!
淡色を印刷する場合は、その色の下に白印刷(白引き)してから淡色を印刷しなければ
下地の蛍光色の色と混ざってしまい、混色になってしまします。
蛍光ステッカーのデザインでは以上の点に注意してください。
蛍光ステッカー価格表
サイズや製作数は自由です。
ステッカーは1枚から製作できます!
サイズmm/枚数 | 100枚 | 300枚 | 500枚 |
---|---|---|---|
90×30 | 11,900 | 23,800 | 30,700 |
100×35 | 14,300 | 27,700 | 35,200 |
120×40 | 17,900 | 32,900 | 44,200 |
その他 | その他のサイズ・枚数は別途お見積り。見積無料! |
★見積り用「参考データ」:内容がわかる程度の作図で結構です。
★「お見積り」後は「返信メール」で「打合せ・ご注文」が可能です。
蛍光シート印刷の注意点
濃色の場合も、黒色以外は多少なりとも下地蛍光色の影響を受けますので、色味は変わります。
下地の影響を遮断するには、割高になりますが「白引き印刷」が必要です。
「白引き」とご指定ください。
グラデーション・写真の印刷
蛍光シートに写真やグラデーション印刷をしたい場合には
- 写真やグラデーションを印刷
- 蛍光色の上に写真やグラデーションの範囲で白印刷(白引き)してから、写真を印刷します。
詳細は、データと共にご相談ください。
白引き印刷例
黒以外の色の印刷については「白引き印刷」が必要になります。
<蛍光シートに黒印刷の場合>

黒の印刷は混色しても黒のまま見えます。
白引きの必要はありませんので
黒単色のステッカーの価格は安価です。
黒色はすべての蛍光色に対して同じように混色しません。
<蛍光シートに赤印刷の場合G-3>

赤の印刷は赤とグリーンが混色して茶色に見えます。
赤を赤として見せるには、白引きの必要があります。
赤の印刷の前に、白色を印刷(白引き)します。(↓下図G-1)
白印刷のあとで赤色を重ねて印刷します。(↓下図G-2)

蛍光シートに白印刷(G-1)→赤を重ねて印刷すると赤に見え(G-2)混色の程度が弱くなります。
蛍光色の場合は、白引きでも完全には隠蔽することはできません。色使いに注意が必要です。
- 「白引き」が必要になる場合
- 透明ステッカーに印刷する場合。
蛍光シートに印刷する場合。
その他、ステッカー素材の色の影響を遮断したい場合。→白引き印刷とは
- 「白引き」が必要になる理由
- 印刷用インクのほとんどは、調色するために透明・半透明インクになっているためです。
写真印刷は網点(ドット)で印刷されるのでドットのすき間から下地が見えやすいなどです。
- 「白引き印刷」のデータ指定
- データで白の部分は、印刷されずに「素材の色(下地色)」になりますが、あえて白印刷したい部分はデータ内で「白印刷」指定を付記してください。→白色指定の作図
蛍光ステッカーの耐候性4年程度
蛍光ステッカーはエンビ素材ですので耐水です。
紫外線はUVカットラミネートで表面加工します。
印刷インクも溶剤インクですので耐候性があります。
耐候性は、ステッカーを貼る環境によって大きく差がでます。
データ作図例
メタルステッカーや透明、反射、蛍光などステッカーの素材が白以外のデータ作図の例です。
データで「白」または「空白」のところは「素材の色」が出ます。
